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研究課題の提案

 多くの大学、国・県の研究機関で、飼料生産をあつかう研究者が大幅に減少し、研究費は縮小され、さらには研究室が廃止あるいは統合されています。しかし、我が国における自給飼料を基盤とする畜産の確立は依然としてかけ声だけで未だ展望が開かれていないのが実情です。

 現実の草地を見ると、新たな解決すべき多くの問題に直面します。これらの多くは、農家が管理利用指針に従っていないとか、理解の不十分さによって起こる問題点ではなく、現状の管理利用技術が想定する草地のあり方が不適切であったことが原因ではないかと考えています。

 これからの飼料作・草地の研究者には、地球規模の環境変動に伴う地域環境条件変動への対応や我が国の農業・畜産の将来像を見据えたなかでの草地の位置付け・あり方に基づく研究理念の再構築が求められていると考えています。

 地域の草地調査の蓄積から、今必要と考えられる研究課題を思いつくままに提起します。今後も調査を中心に検討を続けますが、私達には十分な研究費も研究態勢もありませんので、現役の研究者の方が研究課題として取り上げていただければと願っています。

1)草地管理技術に新しい目標と評価基準を求める
2)草地における雑草対策の基本
3)夏枯れ対策
4)特定の品種利用から多様な生態型あるいは系統の利用へ 

 

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