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火入れは草原の維持に重要な作業です。

雨の多い日本では、人が刈り取ったり、焼いたり、牛に食べさせたりしないと数年で灌木が茂ってきて、樹木で覆われてきます。
樹木は新しい葉や枝になる生長点が地上部にあるため、火によって大きな障害を受けます。ススキなどの新しい芽は土の中の地下部から出てきますので、火の影響を受けません。
○草原を維持するために必要な作業
○枯れ草を焼いて、その下から元気な草の新芽が出てくるのを助ける
○真っ黒な焼け跡は春の太陽を受けて、地温が上がり、新芽の生長を促す
○牛の害虫であるダニは、土の中で卵からかえり、気温が上がってくると草の葉先などに上がって、動物が通るのを待っています。この時期に火入れが当たれば、ダニ退治、その他の害虫駆除に効果が見られます。
○燃えやすい枯れ草を予め焼いておくことで、火災の危険を減らす効果も重要です

  

火入れから2週間も経つと、ススキやネザサの新芽が勢いよく伸び始めます。
 

伸びてきたススキなどが太陽を覆い隠す前に、急いで花を咲かせて種をつけ、子孫を残そうとする植物を見ることができます。
 その一つが、キスミレです。

<久住 牧野の博物館>

  

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